■あとがき(第38号)
■高山れおな
五人の論者による「遷子を読む」もすでに七回目(「はじめに」を含めれば八回目)。毎回、重厚な議論が続いていますが、こちらもアップの作業をする手前、入り用のこともあろうかと、『相馬遷子全句集』(一九八二年 相馬遷子記念刊行会)を購入、早速、役に立ちました。筑紫さんが秋桜子による句集『山国』の序文を引いている中に、誤写とおぼしき箇所があったのですが、従来ならいちいち問い合わせをしなければならなかったところ、すぐ確認できました。やはり間違いでした。全句集といっても収録されている句集は三冊に過ぎないので、そう分厚いものではありません。通読するのが楽しみです。
■中村安伸
表紙の写真は浜松祭りの凧です。
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