2009年3月21日土曜日

豈同人の出版物

豈同人の出版物

2008年8月以降

NEW

▲編=村井康司 絵=とくだみちよ『めくってびっくり俳句絵本 1 てのひらの味 食べ物の俳句』岩崎書店 2009年11月10日刊 本体1400円+税

既刊

◆恩田侑布子句集『空塵秘抄』 角川書店
2008年9月21日刊 2667円+税

◆高山れおな句集『ウルトラ(新装版)』 沖積舎
 2008年10月20日刊 3000円+税

◆大本義幸句集『硝子器に春の影みち』 沖積舎
 2008年10月30日刊 2800円+税

◆貞永まこと『貞永まこと句集』 現代俳句協会
 2008年10月30日刊 1500円(税込)

◆長岡裕一郎句集『花文字館』 ふらんす堂
 2008年12月17日刊 2800円(税込)

◆中山美樹句集『Lovers』 絵:霜田あゆ美
豈叢書4 2009年3月20日刊
発行=豈の会 発売=邑書林 1905円+税

◆小池正博・樋口由紀子編『セレクション柳人別冊 セレクション柳論』 邑書林
2009年4月30日刊 1680円(税込)
*「豈」同人からは小池・樋口の他、筑紫磐井・鈴木純一が執筆。

◆小池正博『蕩尽の文芸―川柳と連句』 まろうど社
2009年6月10日刊 2500円+税

3 件のコメント:

湊圭史 さんのコメント...

ごぶさたしております、湊圭史です。
豈同人ではございませんが、拙訳による本が発売されましたので、こちらにすこしお邪魔して、宣伝させていただきます。書名は、
デイヴィッド・G・ラヌー著『ハイク・ガイ』(三和書房) 1600円
アメリカの俳人によるスラップスティック・ポストモダン(?)小説で、著者に言わせると世界初の<俳句小説>だそうです。
まさに「ご笑覧」していただける内容だと思いますので、お手にとっていただけると幸いです。

高山れおな さんのコメント...

湊圭史様

こちらこそご無沙汰しております。『ハイク・ガイ』、本日、丸善で買って参りました。『ハイク・ガイ』と『ライク・ア・ローリングストーン』と『角川春樹俳句手帖』の三者が、俳句コーナーで平積みで並んでおりました。これが俳句界の現在の旬の本ということのようです。小林信彦の『ちはやぶる奥の細道』がありますから“世界初の〈俳句小説〉”というわけではないので、その点は著者に教えておいてあげてください。先に読まねばならぬ本が数冊あり、すぐにとりかかれませんが、拝読するのが楽しみです。

湊圭史 さんのコメント...

高山れおな様

ご購入いただきありがとうございます!『ライク・ア・ローリングストーン』と『角川春樹俳句手帖』ですか。えらいところに迷いこんでしまったようで、恐ろしい気が(笑)。
『ちはやぶる奥の細道』がありましたね。ラヌーさんが日本のどなたかに『ハイク・ガイ』を出すのは薦められない、と言われたそうで、そのときにこんなのがあるからいいんじゃない?、と伝えた覚えがあります。
著者としては自作の俳句を入れて、俳文をフィクションに延長する、という意識があったようです。