2010年2月7日日曜日

あとがき(第77号)

あとがき(第77号)



■高山れおな


感じます感じます、花粉症の季節がもうすぐそこに。

大塚ひかりさんの『源氏物語』の全訳にはまっております。「ひかりナビ」という訳者コメントが随所に入っておりまして、それが大層おもしろいのです。

関さんが句会のことを書いておられますが、なぜ私が句会にほとんど出なくなったか、ふと考えてみますと・・・邪心が多く、人がいるところでは俳句に集中できない、ゆえに楽しくないというのが最大の理由ですが、もうひとつ、句会の禁煙化が進んだからというのも小さくなさそうです。攝津幸彦存命の頃の「豈」の歌舞伎町句会にはいそいそと出かけたものでございまして、もちろん当時は煙草吸い放題。攝津さんと池田澄子さんがチェーンスモーカーでしたから、こちらも大きな顔をしていられたわけです。というわけで、禁煙に成功しない限り、句会好きにはなれそうにないのでした。

拙稿は月曜日までに追加アップいたします。



■中村安伸

関さんが記事中で触れておられる句会に参加させていただきました。はじめて句座をともにする方も多い句会でしたが、『新撰21』をはじめ、作品には触れたことのある方ばかりでした。
そのせいでしょうか、作者名が明かされると句の印象が変化するということが何度もありました。件の鶏頭論争にも関連してくることかもしれません。

昨夜、私も参加しております「haiku&me」の特別企画として『新撰21』より越智友亮さんの作品、および小野裕三さんの小論についての読書会を行いました。
なにぶんはじめての試み、いろんな問題点が噴出し、参加者のみなさまには多大なご迷惑をおかけしました。それでも興味深い指摘は多く、私としてはかなり楽しむことができました。
次回は、問題点を活かして、さらに充実した会にしたいと思っております。
読書会のログをこちらにまとめましたので、ぜひご参照ください。


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