■あとがき(第67号)
■高山れおな
いよいよ忘年会シーズン突入です。28日土曜日は、その皮切り、「豈」の忘年会で、席上、出来たばかりの「―俳句空間―豈」四十九号を受け取りました。郵送分も、二、三日うちには届くことと思われます。
四十九号では、『新撰21』の前夜祭的に、「俳句の未来人は」を特集しています。『新撰21』に参加した作者のうち、相子智恵、北大路翼、神野紗希、佐藤文香、鴇田智哉、外山一機、山口優夢、関悦史の各氏が、「二一世紀にあって新しい俳句の担い手たちは何を考え何に向かうか」という課題に応じて、力稿を寄せています。正直申しまして、感動しました。もともと書ける人たちではありますが、それにしてもこれほど緊張度の高い好文がこれだけの本数、俳句の雑誌に並ぶことは稀有。遺憾なのは、トリを務める某が、ふざけた評論詩などを書いていることです。
青山茂根さん、榮猿丸さん、中村安伸さんの三人が運営する「haiku & me」に、「俳句鑑賞は終わらない haiku & meの言葉・即物・浪漫」という文章を寄稿しました。十二月一日火曜日にアップされるそうなので、そちらも併せてお読みいただければ幸いです。
■中村安伸
今号の遅刊をお詫びいたします。
現在、奈良に帰省しております。29日(日)は中学、高校時代の仲間が主宰するイベントに参加し、十年以上ぶりに公衆の面前でベースを演奏しました。心地よく疲れました。
1 件のコメント:
安伸氏とは行き違いになり残念でしたが、豈同人との久しぶりの邂逅が嬉しかったです。
れおな氏をはじめ、方々とも意見交換が出来て、今回の上京は有意義でした。お世話になりました。(なにか、熱にあおられてか。ちょっと感動して帰りました、よ。)
文字の上で理解することももちろん大事ですが、顔の見える距離で、率直にものを言ってみることがたいへん大事なことだと、改めて感じました。
対立軸と言うより、活性化のための緊張軸(それもある程度のところで組み替えの効く、架空の)が、出来上がればいいのだ、という気がします。現代俳句全般のメディア化の動きを遠望しつつ、文化と関わるそれぞれの道を考えて行くべきでしょうね。
ともかく、若手の集合イベントである12月は頑張って下さい。
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