■あとがき(第8号)
■中村安伸
末広がりの第8号、今回のLine-upは以下のとおり。
・佐藤文香氏の普段の生活と俳句をめぐるハイミー(?)なエッセイ「日常生活動作」の第一回。月一回程度の連載を予定しております。
・冨田拓也氏の「俳句九十九折」、さらに現代俳句史をめぐる旅がつづきます。現代俳句史というよりも「最近俳句史」というべきでしょうか?
・筑紫磐井氏は、先週とりあげた安土多架志について、作品を多くご紹介いただいています。貴重な資料です。
・高山れおな氏は高橋修宏句集『蜜楼』について深く辛辣な批評をくりひろげています。なお、今週号の「週刊俳句」にれおな氏の最新十句が掲載されておりますので、こちらもご覧ください。
・江里昭彦氏からの当ブログ記事へのレスポンスとしてのお手紙を掲載させていただきました。
かつてのニューウェーブの一員であり、最も先鋭的な論客でもある江里氏が、近年の俳句をめぐる状況をどのようにとらえてきたかなど、衝撃的です。
・中村は田中裕明特集をまだまだ読みつづけます。
■高山れおな
ブログをはじめて俳句作品をつくる時間が無くなった。ゼロである。逆に言うと、俳句作品の締め切りが入った場合、ブログの進行に重大な影響が出ることが予想された。今週、まさにその通りのことが起きた。では、ブログ以外に散文の締め切りがあった場合とどちらが辛いかであるが、これは作品の方が辛い。辛いというのは進行上の話である。つまり散文→散文のスイッチはやはりそんなに難しくはない。俳句→散文、あるいはその逆の切り替えははなはだ時間を要するのだ、小生の場合。ここをクリアしてひとかわ剥けんとぞ思う秋ふかみかも。
▲▲▲▲▲▲▲▲▲「豈」発行人からのお知らせ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
■「―俳句空間―豈」47号発行予定:10月中(今のところ特に変更なし)
■イベント:
豈忘年句会:恒例の忘年会を兼ねた横浜吟行句会を「蛮」と共同で11月22日(土)に予定。
句会:波止場会館1F多目的室(大桟橋入り口/海岸通1-1)
/12時受付開始・1時出句締切、会費1000円
懇親会:中華街「廣東飯店」/18時より/7000円
■同人の出版:
恩田侑布子句集『空塵秘抄』(角川書店)9月21日刊/2667円
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