■あとがき(第37号)
■高山れおな
俳句絡みで無理難題が、一つ、二つ、三つ、いやもう一つ、それからあれも。というわけでまた来週。
■中村安伸
法事を終え、東京へ戻る新幹線の車窓から虹が見えました。静岡駅を少し過ぎたあたりだったでしょうか。
金属のようにくっきりした半円の虹と、やや薄い半透明のもう一重の虹が並び立ち、やがて消えました。
「虹二重神も恋愛したまへり 津田清子」は、まことに奇跡のような一句であると改めて感じました。そして、このような景を目の当たりにしたときに、この句を思い出すことができたという一事だけで、これまで俳句を読んできて本当に良かったと思うことが出来た次第です。
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