tag:blogger.com,1999:blog-4734103401000226006.post1732162110750811656..comments2023-05-14T20:15:48.690+09:00Comments on ―俳句空間―豈weekly: 異界のベルカント 7yasnakamhttp://www.blogger.com/profile/08671629243313330081noreply@blogger.comBlogger4125tag:blogger.com,1999:blog-4734103401000226006.post-50085598169888894162009-03-21T11:59:00.000+09:002009-03-21T11:59:00.000+09:00侑布子様のまとめが、解読鑑賞の基本原則でしょうね。 「発想の奇抜、想像力の飛躍に、ちゃんと血が通っ...侑布子様のまとめが、解読鑑賞の基本原則でしょうね。<BR/> 「発想の奇抜、想像力の飛躍に、ちゃんと血が通っているところが攝津さんのすごさですね。恩田侑布子」<BR/><BR/>たしかにその通り。<BR/>こういうタイプの作品への鑑賞は、語るに落ちる絵解き、におわるおそれがありますね。仕掛けの多い攝津句には、その批評解析の腕のみせどころでしょうが、貴文は絵解きにおちいらずに文章自体を読ませる文学的エッセイをめざしておられ、「恩田侑布子の攝津俳句」、というスタイルが出来懸かっていますね。攝津俳句と同時にそれも鑑賞に値します。Unknownhttps://www.blogger.com/profile/00150502238276483466noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4734103401000226006.post-74329336564361128742009-03-20T14:50:00.000+09:002009-03-20T14:50:00.000+09:00高山さま、吟さま、怠け者の私にコメントありがとうございます。「輿野情話」は、最初に読んだ時に「なんて...高山さま、吟さま、怠け者の私にコメントありがとうございます。「輿野情話」は、最初に読んだ時に「なんて豊饒な世界なんだろう!!」という驚嘆があり、いまもって攝津さんの中で一番好きな句集です。<BR/> 「冬景のうしろ」は、20代後半の作品ですが、その精神の老成には驚倒させられます。<BR/>吟さんが「雪景色の背後をかけぬける満面朱をたたえた「天狗」の怒り顔をめにうかべると・・・怪異でもありユーモラスでもあり、この取り合わせが奇抜でしかも、そう書かれるとよくきまっています。」<BR/>とおっしゃるとおり、発想の奇抜、想像力の飛躍に、ちゃんと血が通っているところが攝津さんのすごさですね。恩田侑布子Anonymousnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4734103401000226006.post-2106935304558072712009-03-19T00:39:00.000+09:002009-03-19T00:39:00.000+09:00侑布子様のひさしぶりのしっとりした鑑賞文がかえってきました。野村麻実さんの感想をそろそろききたいとこ...侑布子様のひさしぶりのしっとりした鑑賞文がかえってきました。野村麻実さんの感想をそろそろききたいところです。<BR/><BR/>これ、私もすきです。取り上げられた句が「天狗」・・しかも「冬景のうしろばかり」を過ぎゆく天狗、という摩訶不思議な光景。攝津さんの句は、どれも、なるほどいいあなあ・・、と思わせられますね。鑑賞者の思い入れも入り込んでいるからだとおもうのです。<BR/>今回は評者が「冬景」をさがしに、雪国に旅をされたとか。感じるところを血肉化されたわけですね。これも、感じ入って拝見。<BR/>侑布子様も雪の色のことを言っておられましたが、無彩色が、いちばん色の想像力をそそるものです。<BR/>雪景色の背後をかけぬける満面朱をたたえた「天狗」の怒り顔をめにうかべると・・・怪異でもありユーモラスでもあり、この取り合わせが奇抜でしかも、そう書かれるとよくきまっています。<BR/> Unknownhttps://www.blogger.com/profile/00150502238276483466noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4734103401000226006.post-55844460046823194442009-03-12T14:41:00.000+09:002009-03-12T14:41:00.000+09:00恩田侑布子様「冬景のうしろばかりを天狗ゆく」は、どのあたりに載っているのだろうとふと気になり、久しぶ...恩田侑布子様<BR/><BR/>「冬景のうしろばかりを天狗ゆく」は、どのあたりに載っているのだろうとふと気になり、久しぶりに『與野情話』を開いてみました。冬景の句は48頁、「その12」の章で見つけました。48~49頁の見開きに載る15句のうちでは、<BR/><BR/>真二つに別るゝ桃として会議<BR/>軍艦に送れて着きぬ赤き靴<BR/>仲秋の何処の秋に落球せん<BR/>冬鵙を引き摺るまでに澄む情事<BR/><BR/>の四句に、昔読んだ際の二重丸が付いています。今読むと、<BR/><BR/>烏賊にして花なりまつり満潮に<BR/><BR/>なんかも面白く感じられます。<BR/>『與野情話』はさほど好きな句集でもなかったのですが、恩田さんの一連の鑑賞を拝読するうちにイメージが変わりつつあります。Anonymousnoreply@blogger.com